ソーシャルメディアの急速な発展にともない、個人が簡単に発信できるようになり、ネット上での告発をきっかけに、食品・外食業界では様々な事件等が報じられています。異物混入、従業員による不適切な投稿、情報漏洩等がSNSを介し“ネット炎上”に繋がるケースもここ数年増加傾向にあります。従来ならお客様相談窓口等に寄せられる購入者等からの苦情・問合せが、いきなりネット上に公開され、その拡散によって初めて企業側の知るところとなり、対応に手間取るケースもあります。こうした事案は早期に把握し、適切な対策を講じることが求められます。
今回のセミナーでは、食品・外食業界が直面しているWEBリスクや事故・事件が発生してしまった際の対応ポイント等を危機管理広報の専門家が詳しく解説致します。
貴重な機会ですので、ぜひともご参加を賜り、今後の取り組みにご活用頂ければ幸いです。
プログラム
【第一部】食品・外食業界の炎上メカニズムと対応策
13:30~14:30
- 食品・外食業界が直面しているWEBリスク
- 炎上メカニズムと対応方法
【講師】倉持 武悦 氏(株式会社エルテス マネジャー)
通信コンサルティング、BPO・採用コンサルティング等を経て、エルテス社へ入社。通信コンサルタントとして中小企業を主に担当し、合計1,500社以上のコンサルティングを行う。 大手企業へのコンサルティングにも定評があり、BPO・採用コンサルティングにおいては、上場企業をメインに300社以上のコンサルティングを実施。
エルテス入社後は、上場企業のクライシス時のWEB広報対応コンサルティング及び、WEB上でのSNSモニタリングサービスの導入コンサルティング等を中心に従事している。
【第二部】危機管理コミュニケーションの要諦
14:40~16:00
- 近年の企業不祥事の特徴や時代背景
- 不祥事(事故・事件)を起こさないために
- 不祥事 (事故・事件)が残念ながら起こってしまった際の全社的な対処のポイント
【講師】青木 浩一 氏(株式会社電通パブリックリレーションズ 企業広報戦略研究所 上席研究員 兼 コーポレートコミュニケーション戦略室 リスク・マネジメント部長)
1983年、株式会社電通PRセンター(現・電通パブリックリレーションズ)入社。以来、各種広報業務サポート活動のほか、企業不祥事にあたり、渦中のクライアントのメディア対応などをサポート。また上記のような経験とノウハウを踏まえ、多くの官公庁、自治体、業界団体、民間企業の研修等において職員や企業幹部等を対象とした広報の基本的なセミナー、会見やインタビューなどのメディア対応トレーニングなどを遂行中。 2007年10月から2011年9月まで内閣府 食品安全委員会 緊急時対応専門委員。
日時
2015年10月23日(金)13:30~16:00
費用
無料
定員
30名 ※事前予約制。定員になり次第締め切りますので、お早めにご予約ください。
主催
AIU損害保険株式会社
協力
株式会社電通パブリックリレーションズ、株式会社エルテス
場所
東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル5F 株式会社エルテス セミナールーム
新橋駅、汐留駅、御成門駅 各徒歩7分