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戦略的創造研究推進事業「CREST」の新規研究課題に採択

企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛ける株式会社エルテス(本社:東京都港区、代表取締役:菅原貴弘)は、科学技術振興機構(理事長:濵口 道成、以下JST)の戦略的創造研究推進事業「CREST」平成28年度研究提案募集(第2期)にて、共同研究者として提出した研究課題「複数組織データ利活用を促進するプライバシー保護データマイニング」が、研究領域「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」にて新規研究課題に採択されましたことをお知らせ致します。

戦略的創造研究推進事業は、国が定めた方針の下で戦略的な基礎研究を推進し、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的としています。今回の研究提案募集は、文部科学省のAIPプロジェクト(人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト)の一環として運営している研究領域を対象とし、「CREST」の2研究領域、「さきがけ」の2研究領域および「ACT-I」の1研究領域において実施されました。

「CREST」は研究領域のもとで選定された研究代表者が研究チームを編成するものであり、当社は、国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所の、盛合志帆室長を研究代表者とし、国立大学法人神戸大学(学長:武田廣)と共に、共同研究者として参画致しました。

本研究「複数組織データ利活用を促進するプライバシー保護データマイニング」は、インターネットバンキング不正送金の検知や、個人向け融資における適正利率の導出等、金融分野における社会問題の解決での活用を視野に、プライバシーを保護した状態での高速データ分析や異常検知を行う技術の開発を行うもので、当社はリスク検知に特化したビッグデータ解析技術を強みに参画致します。