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エストニア Reaal Süsteemid社とリスク解析分野で業務提携

企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛ける株式会社エルテス(代表取締役:菅原貴弘、東京都港区)は、エストニアのReaal Süsteemid社(以下、リアルシステムズ社)と業務提携し、ビッグデータ解析ツールVizKeyの提供を始めとしてリスク解析において協業していくことをお知らせいたします。

提携の背景

当社は2016年11月29日を持ちまして、東京証券取引所マザーズ市場に新規上場を致しました。「デジタルリスクを解決する社会インフラの創出」をミッションに掲げ、社会問題を解決するデジタルリスクソリューションの開発を推進しております。中でも、膨大なデータを解析する事によりリスクを予兆する「リスクインテリジェンス分野」は事業拡大が見込まれており、この度、ビックデータ解析ツール「VizKey」を開発したエストニアのリアルシステムズ社と日本市場において協業することに致しました。
エストニアは、電子政府(e-Government)・電子行政サービスを実現し、国民ID制度を早くから導入するなど、世界でも有数のIT先進国であり、優れたテクノロジーを有するベンチャー企業が集積しています。その中でも同社は、エストニア政府の電子化計画に大きく貢献するなどの実績を持ち、当社リスクインテリジェンス事業とのシナジー効果が見込まれるテクノロジー企業です。今回の業務提携により、さらなる事業拡大を目指してまいります。

「ビッグデータ解析ツールVizKey」について

膨大なデータの繋がりを可視化することで、その関係性から正確な事実の理解や重要な数値・事象を発見することが出来る、情報解析ツールです。アイコンと、リンク(関係性を示す線、矢印)により、あらゆる情報を図として描くことができるため、複雑な検索と分析機能を結びつけることで、膨大かつ複雑なデータの理解が容易になり、隠された相関関係や現在の状況、重要性の大小を判断しやすくなります。
対象として、不正送金、マネーロンダリング、インサイダー取引、金融詐欺、公的資金関連の詐欺、汚職などの検知・調査が想定されます。

提供開始

2016年12月15日

料金

年間利用料100万円/アカウント(アカデミック価格50万円/アカウント)

Reaal Süsteemid社について

1993年に創業された、エストニアの首都タリンを本拠地とするテクノロジー企業です。エストニア政府の電子化計画に大きく貢献し、欧州を中心に17カ国に顧客を有しています。同社が開発したビッグデータ解析ツール VizKeyは民間企業だけではなく、行政機関や軍隊、警察機関にも導入されています。
URL:http://realsystems.eu/