リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手掛ける株式会社エルテス(代表取締役:菅原貴弘、東京都港区)は、株式会社産業革新機構(代表取締役社長:
勝又幹英、東京都千代田区)、株式会社マイナビ(代表取締役社長:中川信行、東京都千代田区)及び株式会社電通デジタルホールディングス(代表取締役社長 兼 最高経営責任者:遠谷 信幸、東京都港区)、日本アジア投資株式会社(代表取締役社長:細窪政、東京都千代田区)、いわぎん事業創造キャピタル株式会社(代表取締役社長: 稲垣秀悦、岩手県盛岡市)、事業創造キャピタル株式会社(代表取締役社長:永瀬俊彦、新潟県新潟市)の各社が管理運営するファンド並びに既存株主から第三者割当増資の方法で総額約5.3億円の資金調達を実施致します。
概要
当社は、「21世紀のリスクを低減する」をミッションに、リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを提供しております。現在約300社を超えるクライアントに、主に企業の評判を守るために、ソーシャルリスク(インターネット上での炎上、情報漏洩、風評被害)を回避、解決するための解析や危機対応コンサルティングを提供しています。ここ3年で企業のソーシャルリスクに対する危機意識の高まりもあり売上は年率約60%の成長を遂げております
また昨今、アメリカを中心にビッグデータ解析をベースとした犯罪やテロリストの予知を行うサービスが既に実用化される等ビッグデータの活用領域は広がりを見せています。
このような背景のもと、既存事業拡充、セキュリティインテリジェンス分野への進出を踏まえ、以下の3点を主目的とし資金調達を実施致しました。
- 既存事業の顧客カバレッジの拡大のための人員拡充、サービス提供の効率化のためのシステム化
- これまでのリスク領域のデータベースや分析力、コンサルティングノウハウを活かし、形態素解析・画像解析による機械学習・データマイニングなどの技術開発
- 行動解析による組織内の不正、犯罪、テロリスト等のリスク行為に係る事前検知を行うリスク検知サービスの開発
また、本年5月に特許庁長官、初代消費者庁審議官を歴任された羽藤秀雄氏を取締役に迎え、パブリックセクターの知見を得ることでの対応範囲の拡充を行ってまいります。
資金調達概要
調達金額
約5億3千万円
調達方法
第三者割当増資
出資元
- 株式会社産業革新機構
- 株式会社マイナビ
- 電通デジタル投資事業有限責任組合
- JAICブリッジ2号投資事業有限責任組合
- 岩手新事業創造ファンド1号投資事業有限責任組合
- NBCエンジェルファンド1号投資事業有限責任組合
- 既存株主
本件に関するお問合せ先
担当:五十嵐