
エルテスで実現する、「個」のパフォーマンスと多様なキャリアの形
「個」のパフォーマンスが最大化される環境づくりを推進するエルテスでは、多様な働き方を支援する制度が充実しています。こうした制度は実際の現場でどのように活用され、社員のキャリアにどのような影響を与えているのか。
今回は、2度の産休・育休を経て復職し、多様な部署を経験しながら活躍を続ける赤田さん、松田さんに、リアルな働き方やキャリアに対する想いをお聞きしました。
「個」のパフォーマンスを最大化するエルテスの制度
エルテスでは、2026年4月27日に発表した新たな3ヵ年経営計画(2027年2月期〜2029年2月期)(※1)で掲げる7つの重点施策のひとつとして、「経営戦略に応じた人的資本戦略」を推進しています。
近年、業務のデジタル化や社会的リスクの複雑化に伴い、デジタルリスク領域におけるプロフェッショナル人材の必要性はますます高まっています。こうした中でエルテスでは、デジタルリスク事業の価値を創るプロフェッショナル人材の育成を進めるとともに、ライフイベントを迎えてもキャリアを諦めず、挑戦し続けられるような、人材が活躍できる環境整備を継続的に行っています。
――充実の制度
制度 |
|---|
など |
――データで見るエルテス
男女雇用比率 | 女性管理職比率 |
|---|---|
男性6割:女性4割 | 15.2%(※) |
※役員を除く、マネジャー職以上で算出しています。現場の中核として女性社員も多く活躍しています。
【社員対談】自分らしいキャリアと働き方のリアル
――自己紹介と、現在の業務内容について教えてください。
赤田 SR(ソーシャルリスク)事業本部 AIガバナンス部 AIガバナンスグループでマネジャーをしております、赤田です。SR事業部内ではあるものの、新規事業という位置付けでAIガバナンスに関するサービス提供等を担っています。サービスが固まりきっていない部分もあるため、営業活動からサービス提供まで、型作りから進めている状況です。また、既に提供させていただいているお客様へのサポートや、生成AIのリスクに関する啓蒙活動のためのコラム執筆など、幅広い業務に携わっています。
松田 経営戦略本部 財務IR部 財務IRグループに所属しています、松田と申します。業務としては、売上管理、業績レポート資料の作成などが中心となります。また、今期からはIRプロモーションにも携わっていて、IR noteやSNSの更新を行っています。
――おふたりとも、産休・育休を取得される前とは違う部署ですよね。これまでの経歴も教えていただけますでしょうか。
赤田 私も松田さんも2回ずつお休みをとっていて、復帰する度にそれぞれ違う部署に配属されてきました。私の場合は、最初は財務グループに所属し数字管理や経営企画に近い業務を担当していました。1回目の復帰時は経営企画部へ配属され、部署は違うものの、以前の業務と近い領域の業務を担当していました。その後、2回目の復帰時には総務・情報システム部に配属され、Salesforceの管理などを担っていました。今期から、現在の部署に異動したという流れです。
松田 私も様々な部署を経験してきました。入社当時は管理部門が役員を含めて4名ほどしかおらず、実質2名で管理業務全般を回しているような状態でした。経費精算から勤怠管理、契約書のリーガルチェックなどの法務まで幅広く担当していました。そこから1回目の復帰時は人事に異動となり、新卒採用を担当。しばらく人事での業務が続いた後、2回目の復帰で経営企画部に配属され、現在に至ります。
赤田 会社全体として、より良い組織の形を模索している段階だったこともあり、産休・育休から復帰するタイミングで元いた部署自体が存在しないことも珍しくないよね?なので、復帰時に「次はどの部署にいこうか」という状況になりがちでした。ただ、私の場合は営業、財務などを経験しており、松田さんも管理部門全般を網羅的に経験しているので、復帰時にキャリアの選択肢が生まれたと思っています。また、自分を必要としてくれる場所へ復帰できるのは、本当にありがたく、嬉しいことだと感じています。実際に、経営企画部への復帰も、総務・情報システム部への復帰も、当時の部門長やマネジャーから「ぜひうちに来てほしい」と直接打診を受けたことがきっかけでした。

松田 私も、異動に対してネガティブな感情はまったくありませんでした。というのも、採用を担当していた頃は、しっかりと成果を出して表彰していただいたうえで産休・育休に入ったので、「やりきった」という思いがありました。さらに、たった1年でも会社の中は大きく変化するので、復帰した時に「このツールは何?!」という状態からのスタートになることも多々あります。以前の知識や経験がまったく活かせないわけではありませんが、変化のスピードが早すぎるため、感覚としては中途採用で入社するのに近いかもしれません。だからこそ、新しい部署の方が新しい知識としてゼロから吸収できる分、やりやすさすら感じましたね。
――前向きで柔軟性のあるおふたりだからこそ、様々な部署で活躍されているのですね。プライベートとの両立についてもお伺いしたく、1日のタイムスケジュールを教えてください。
松田 私は、上の子が小学校、下の子が保育園に通っています。それぞれの登校・登園時間に合わせて起きて準備をして、保育園への送迎と小学生の見送りを行い、私自身は8時から始業します。午前の業務を進め、お昼休みには昼食をとりつつ、夕方のバタバタに備えて夕食の下ごしらえをしておくこともあります。午後の業務を終えて17時に退勤したら、すぐに学童と保育園へお迎えに向かいます。帰宅後は夕食や入浴に加え、小学生の宿題チェックや音読の確認など慌ただしく過ごし、20時半にはベッドへ。21時頃には子どもと一緒に寝てしまうことが多いですね。勤務時間はフルタイムで、基本は在宅勤務ですが、月に数回程度出社もします。その日は夫が子どもたちのお世話をすべて担当してくれています。
赤田 私は子どもが2人とも保育園に通っていて、ありがたいことに同じ園にお世話になっています。8時始業を目指しているので、なるべくそれまでには子どもたちを保育園に送り届けています。松田さんと同じく、12時からのお昼休みを活用して買い物や家事を済ませて、13時から午後の業務に入ります。退勤時間は17時ですが、同じ部署のメンバーが18時半終業ということもあり、定時ぴったりに切り上げることが難しい日もあります。なので、17時半~17時45分くらい、ギリギリまで仕事をしてからお迎えに行くことが多いです。帰宅後は夕食の準備や食事、お風呂などを済ませ、だいたい21時過ぎに子どもと一緒に休んでいます。
出社する日は送迎だけ済ませて9時半に出社します。出社時の退勤時間は18時半になるのですが、その後の帰宅となると子どもたちのテンションが上がって寝なくなってしまうので、あえて外で時間を潰したり、社内の人達とのコミュニケーションを兼ねて飲みに行ったりして、夜の対応は夫に任せるようにしています。
――ハードなスケジュールですね。その中で、「エルテスでこの制度があって助かった」というようなエピソードはありますか?
赤田 圧倒的に時間休と在宅勤務です。数ヶ月前から試験的にフレックス制度が導入されましたが、まだ活用しきれていない部分が多く、現状は時間休を多く活用しています。例えば、保育園を休ませるほどではないものの病院に連れて行きたい時や、朝子どもがぐずって始業時間に間に合わなさそうな時など、1時間単位で取得できるので非常に助かっています。
また、通勤にかかる往復3時間近くをそのまま生活や業務に充てられるため、在宅勤務の存在も非常に大きいです。単に通勤が面倒という話ではなく、本当に時間のゆとりが生まれますね。
松田 私もほとんど一緒ですが、小学校になると台風や大雨などの悪天候で急に休校になったり、インフルエンザ等の感染症で学級閉鎖になったり、意外と子どもが家にいる事態が頻繁に起きるので、その際に利用しています。子どもも小学生になれば一人でゲームやドリルをして過ごせるので、親は在宅で仕事を進められるんですよね。出社が必須の会社であれば仕事を休まざるを得ない場面でも、在宅勤務のおかげで乗り切れるのは本当にありがたいと感じます。

赤田 ちなみに、私が一番時間休を活用したのは妊娠中です。つわりが酷くて座っているのすら辛い時期に、「1時間だけ休ませてください」と時間休を取って横になれたのは本当に助かりました。また、妊娠中は定期健診が頻繁にありましたが、退勤前の1時間だけ休みを取れば受診できたので、当時はかなり救われましたね。
――チームのメンバーや上司からのサポートについてはいかがでしょうか?
赤田 サポートに関しては、不満や不安を感じたことが一切ありません。産休・育休の前後に限らず、上司が未婚であったり子どもがいなかったりする場合でも、非常に理解がある方ばかりです。上司だけでなくチームのメンバーも同様で、「子どもを最優先にしていいよ」と声をかけてくれます。だからこそ気軽に相談できましたし、それこそ子どもの体調が崩れ急なお迎えが必要になった際も「早く行ってあげて」「大変でしょう」と背中を押してくれる環境で、本当に助けられています。
産休・育休前の業務の調整についても早期から進めてもらえたため、無理なく引き継ぎや業務の整理を行うことができました。
松田 私もまったく同感です。復帰時には「何かあったらいつでも言ってね」と声をかけていただきました。休暇の申請に関しても、本来は事前申請が原則ですが、「まずは連絡さえくれれば手続きは後でいいから」と配慮していただき、今でも本当に助けられています。
赤田 子育てに限らず、体調不良の時も「無理せず休んで」と声をかけ合うカルチャーが全社としてありますよね。ご家族の体調不良などを含めて全体的に思いやる雰囲気があり、そこに性別や、子どもがいる・いない、といった壁を感じたことは一度もありません。
――おふたり自身が、日頃から仕事のやり方で気をつけていることはありますか?
松田 私は「納期を前倒しで終わらせること」を徹底しています。子どもが急に体調を崩して休む可能性が常にあるので、業務を先延ばしにせず、できるものから対応しています。それに関連して、私の定時は17時ですが、同じ部署のメンバーは18時半終業のため、17時直前や退勤後に連絡がくることもあります。その場合は翌朝一番で速やかに対応し、できる限りチームに負担をかけないように、と意識しています。また、出社した際はなるべく社内の色んな人とのコミュニケーションを積極的に取るようにしていますね。
赤田 私は1人目の産休直前に苦い経験がありまして…。産休に入る2ヶ月前、急遽ドクターストップがかかり、引き継ぎも不十分なままPCを手放すことになってしまったんです。その経験から、現在はいつでも誰かに業務を引き継げるよう心がけています。詳細な引き継ぎ書とまではいかなくても、業務の背景や手順をドキュメントとして残したり、全ファイルをクラウド上で管理したりすることを徹底するようになりました。
また、「自分だけで完結する仕事」と「チームで連携して進める仕事」を整理し、業務を切り分けることも意識しています。後者に関しては、スピード感を持って8割程度まで一気に仕上げておくようにしています。そうしておけば、万が一自分が突然離脱しても、残りの2割をフォローしてもらうだけで済むので。業務の優先度を考えつつではありますが、「誰とする仕事なのか」を考慮し、周囲に影響が出る業務から優先して着手するように工夫しています。
――ここからはマネジメントについてお伺いしていければと思います。赤田さんはこの9月からマネジャーとなりましたが、どういった経緯だったのでしょうか?
赤田 産休・育休前にもマネジャーを経験していました。ただ、復帰時の人事面談の段階では、復帰後の生活や仕事のイメージが自分でも掴みきれていなかったため、いったん様子を見ようと役職を降りる選択をしました。その後、2人目の産休・育休も挟んだため、しばらくはメンバーとして業務に携わっていました。そして2人目の復帰から1年が経ち、ようやく生活と仕事のペースが掴めて自分にもゆとりが生まれてきたため、マネジャーに復職しました。もちろん、プロモーション面談など社内の正式なステップを踏み、適性があると判断していただいたうえでの復職です。
本音を言えば、メンバーの立場であっても責任のある業務を数多く任されていたので、であれば、それだけの責任ある役割を与えてもらわないと自分としても納得がいかないし、周りから見ても「マネジャーではないのに前に出過ぎている」ように映ってしまうのは良くないと感じ、自ら手を挙げました。
――さらに上の役職に挑戦したいという気持ちはありますか?
赤田 将来的には部長を目指したいと考えています。現在、多くの女性社員がマネジャーとして活躍していて、チーム牽引や育成面で大きな成果を上げています。一方で、組織運営の中核を担うポジションとなるとまだ決して多くはありません。意思決定の場に多様な視点を取り入れるという意味でも、自分がその先陣を切りたいと考えています。
――マネジャーに就任されてから、メンバー時代と比べて時間の使い方などに大きな変化はありましたか?
赤田 まだ就任したばかりで手探りな部分も多いですが、基本的な時間の使い方はメンバー時代と大きく変わっていません。マネジャー昇格に伴ってチーム体制を見直し、メンバーそれぞれの役割を明確に切り分けたので、担当が曖昧になっていた業務を整理できるようになりました。その結果、宙に浮いていたようなタスクがなくなり、自分自身もチームもむしろ動きやすくなったと感じています。業務が整理された分、より有意義に時間を使えるようになっているかもしれません。
松田 すごいです。私の場合はこれまで1人部署が多く、チームに属していても実質1人で業務を進めるスタイルが中心だったので、部下を持った経験がなくて…。正直なところ、自分がマネジャーとして人をまとめる姿はまだ想像がつきませんし、自信も持てないです。
赤田 配属される部署やメンバー構成にもよるかなと思います。それこそ新卒ばかりのチームだと業務の進め方やマインドから教える必要があるので大変かもしれませんが、自走できるメンバーが揃っていれば、手取り足取り教えることよりも、判断や決断、承認を行うことが重要だと思うので、問題ないと思います。松田さんのこれまでのナレッジやノウハウを共有していけば大丈夫だと思いますよ!

ただ、私も松田さんも、「マネジャーを目指したい」「役職に就きたい」という想いに子どもがいるかどうかは一切関係ないですね。あくまで自身のスキルやキャリアとしての挑戦であり、そこに子育てという要素は影響していません。仕事は仕事として捉えられるのは、ある意味すごく恵まれた環境であり、幸せな状況だなと感じます。
――最後に、後輩の女性社員やエルテスに入社を検討している人に向けて、メッセージをいただけたらと思います。
赤田 妊娠中や育児中も、上司やチームのメンバーが親身になって配慮してくれる、非常にありがたい環境です。これまで色んな人を見送ったり迎え入れたりしましたが、子育てやライフイベントに対して時代錯誤な意見を言ったり、ハラスメントに繋がるような接し方をしたりする人は一人もいません。みんな本当に温かくサポートしてくれますし、在宅勤務をはじめとするフレキシブルな働き方も整っているので、子育て中のパパ・ママにとっても本当に働きやすいはずです。実際にママ友にもおすすめしたほどです(笑)。
松田 赤田さんの話に加えて、努力や成果をしっかり評価してくれる点も大きな魅力です。フルリモート勤務だと業務プロセスが見えづらい面もありますが、成果を出せば評価にきちんと反映されます。復職直後はブランクがあって不安もありましたが、成果に応じた評価をしていただけたので、その点も満足度が非常に高いです。
私からは一言、「エルテスは本当に良い会社だよ」とお伝えしたいです。在宅勤務やフレックスタイム制度を活用しながらフルタイムでしっかり働ける環境は、育児中においては本当にありがたく、幸せなことだと実感しています。結婚や出産の有無にかかわらず、色々な働き方ができるし、色々なキャリアプランを立てることができる、エルテスにはその道がたくさんあると思っています。

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※1 「事業計画及び成長可能性に関する説明資料 3ヵ年経営計画 2027年2月期~2029年2月期」はこちら
プロフィール
松田 沙希(Saki Matsuda) |
赤田 夏実(Natsumi Akada) |
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